最終更新日 2004年 2月 21日 (土) 0:13 PM

Let's join us & ride on to the horizon.
バイクはエンジンの動力を後輪に伝達することによって前に進む。そのエンジンと後輪の間を繋げている大事な機構がクラッチだ。クラッチはハンドル左側に付いているレバーで行うが、丁寧なクラッチ操作はスムースな発進停止のみならず、バイクの運転全般に良い結果をもたらすのだ。ここではクラッチの果たす役目をしっかり理解して、丁寧な操作を心がけるようにしよう。

どうしても緊張してしまう・・・
なぜ君はそこにいるのかよーく考えてみよう!君は既に12時間(17時間)以上ある教習の全ての課題をことごとくクリアして、みきわめを貰っているのだよ。だからこそ卒業検定という晴れの舞台に立つことが出来るわけだ。教習所の教官も君にそこまでの技量がなければハンコをくれるはずもないし、ましてやみきわめなど貰えるはずもない。つまり既に合格のお墨付きを貰っているということなんだ!卒検なんていわば発表会のようなモノ。折角苦労して身につけた特殊技能なんだから、成果を試験官に見せてあげようよ!自信を持って臨めば必ずいい結果が待っているぞ!

課題走行にいまいち自信がない・・・
6回間違っても合格だぜ!卒業検定の合格点は私の知りうる限り70点以上のところが多いと思うんだけど、これは簡単なミスなら6回まで間違えてもOKと言うこと。大体小さなミスは一回当たり5点減点だからね。それを考えたら全然余裕でしょ。ちなみにボクはスラローム以外は全部駄目だった・・・(恥)だけど今は大型に乗っています。勝てば官軍!という言葉があるとおり、70点以上であれば、100点も一緒!受かってしまえばいいのです。つまらない減点を気にするばかりに走りが小さくなって、試験中止にならないようにね!

安全策ってなに?
それも一つの手だよ!正直に言いましょう!ボクは卒検の時に安全策を取りました!具体的に言うと、急制動は距離を目一杯使う(減点なし)、スラロームはパイロンにぶつからない程度にゆっくり、波状路はエンストしないように速く、一本橋は落ちないよう7秒で通過。上の3つでも減点は25点でまだ余裕がある。(一本橋は1秒あたり5点減点)要はあくまでも合格する事を目的とした乗り方をするということ。それ以外の課題や安全確認などの法規走行に自信があるんだったら、あえて無理して全ての課題を完璧にこなす必要なんて、全然ないんだから。あくまでも目標は免許の取得!練習は免許を取ってからも出来るよ!

乗車、降車も見られてるの?
ここで点数を稼ぐのだ!課題走行で失敗しても減点5点。バックミラーの調整をし忘れても減点5点。だったら、バイクが止まっているときに出来ることだけは完璧にこなした方がいい。こんなところで絶対に減点されないようにね!

それでも緊張してしまう・・・
みんなと仲良くお話しましょう!
一緒に試験を受ける人はみんな同じく緊張しています。せめてお話でもして緊張をときほぐそう!一人でセンシティブになっていたって、何もいいことはないよ。

多分頭の中が真っ白になりそうだ・・・
ひたすらイメージトレーニング!夜ベッドに入ったら、寝る前に頭の中で10回コースを走ろう。自分の得意な課題を何度も繰り返すも良し、苦手な課題を練習するも良し。とにかく成功したときのイメージをひたすら頭にたたき込もう!失敗したときの自分は絶対に想像しないように!ポジティブ思考は精神を安定させて、なおかつ身体能力を活性化させ、アクティブな方向へと導いてくれるのだ。興奮しすぎて眠れなくならないようにね!試験当日も自分の順番が来るまではひたすらイメトレ!ちなみにボクの場合はニンジャに乗ってる自分をひたすら想像していたよ。


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